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2015年9月1日火曜日

ホップ

○ホップ(Hops)

 つる性の多年草で栽培の歴史は古く、ビールの苦味のもととして知られています。雌雄異株で、ビールに使われるのは雌株だけです。イギリスのエール(ビールの一種)には、伝統的に用いられません。

 鎮静効果があるので不眠症の治療に用いられ、ホップの花を枕に入れた安眠枕も広く利用されてきました。中枢神経に働きかけ、緊張や不安をやわらげてリラックスさせてくれます。

 ホップのお茶は味がほとんどなく、香りはビールより少しツンと来る感じで、少し苦みがあります。消化促進作用もあるので、おなかが張っているときなどに飲むのもよいでしょう。ブレンドティーにして、夕食後に飲むのがおすすめです。消化不良を解消し、深い眠りに誘ってくれます。

 中枢神経に弱い抑制作用を及ぼすので、うつ病の症状がある人は服用しないでください。

ホップティー



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